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マネーハック:エポスカードの活用方法とエポスポイント ~上手な貯め方&使い方~

こんにちは。おすぎです。

今回の記事もまたまた趣向を変えてマネーハック記事を書いてみました。クレジットカードについてです!

いま世の中には数えきれないほどのクレジットカードが流通しています。その中で私が愛用しているカードの1つがエポスカードです。

大学時代にクレジットカードが欲しくてたまたま作成したカードでしたが、そのままメインカードの1つとなっています。

どうせ使うならお得に使いたい!と思い色々調べながら長年使ってきました。

先日「たまるマーケット」という、モールを経由するだけでポイント倍率がアップするサービスからAmazonが対象外になる、という悲しいお知らせがありました。。

しかし、他にも多くのサービスがありますので、私の経験を通じたエポスカードのメリットとエポスポイントの効率の良い貯め方、そしてポイントの使い道をご紹介したいと思います。

※2020年3月時点のサービスであり、その後変更可能性あることご理解ください

1. エポスカードの概要

エポスカードはマルイを展開する株式会社丸井グループの子会社である株式会社エポスカードが発行する、流通系のクレジットカードです。

比較的審査が通りやすく、一般カードは年会費が無料の作りやすいカードかと思います。私も大学生の時に作りましたが問題なく審査も通りました。

なお、株式会社丸井グループについて過去の記事で企業分析を行っていますので、興味がある方はぜひご覧ください。

エポスカードは多くのコラボデザインを展開しており、こちらも人気要因の1つとなっています。※ただしデザインカードは発行手数料がかかる場合がありますのでご注意ください!

カードの種類は、一般カードと、その上級カードとしてゴールドカード、プラチナカードを展開しています。ゴールドカードとプラチナカードの詳細については後程触れたいと思います。

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2. エポスカードのポイント還元率

正直エポスカードの還元率はその他のカードと比べると決して高いとは言えません。

一般店舗でのクレジット支払いで還元率0.5%、マルイでのクレジット支払いで1.0%となっています。

一般店舗での還元率0.5% → 10,000円購入で50ポイント還元

マルイでの還元率1.0% → 10,000円購入で100ポイント還元

といった具合です。

「還元率低いならエポスカードやーめた」と思われた方、少しお待ちください!

エポスカードはポイント還元率をアップさせる方法がいくつかありますのでそちらを説明いたします。

マルコとマルオの7日間

CMでおなじみ、年4回「マルコとマルオの7日間」開催時にお買い物すると還元率がなんと10%となります。

つまり「マルコとマルオの7日間」期間中にマルイで買い物をすると10,000円購入で1,000ポイント還元される計算になります。1割引相当になるのでこれは大きいですね。

たまるマーケット経由でお買い物

エポスカードは「たまるマーケット」というモールを展開しています。こちらのモールを経由して買い物をすると通常のポイント倍率よりも高いポイントが還元されます。

税込み金額でのポイント計算

こちらはポイントアップの方法ではないのですが、エポスカードは税込金額でカウントする、という特徴を持っています。

例えば10,000円の商品を購入すると消費税1,000円かかるため11,000円のクレジット支払いとなります。それに対して税込みの場合と税抜きの場合、それぞれの還元ポイントの計算は以下となります。(還元率1.0%で計算)

税抜きの場合:10,000円×1.0%=100円

税込みの場合:11,000円×1.0%=110円

税抜金額で還元率計算するカードもありますので、少しの差ですが消費税が上がるにつれて効果も大きくなります。

なお、買い物での還元率は一般カード・ゴールドカード・プラチナカードごとで差異はありませんが、誕生日月特典やマルイウェブチャネルの還元率アップ等の特典がゴールドカード以上になると発生します。

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3. ゴールドカードとプラチナカード

本章では上位カードと位置付けられるゴールドカードとプラチナカードについて見てみます。

ゴールドカードへの切り替え方法

ゴールドカードへ切り替えるには2つ方法があります。1つはホームページからの切り替え申し込み、もう1つはエポスカードからのインビテーションです。

切り替え申し込みの場合は年会費が5,000円かかりますが、年間50万円以上のカード使用で翌年以降は年会費永年無料となります。

一方でエポスカードからのインビテーション経由でゴールドカードへ切り替える場合、無条件で年会費が無料となります。

ちなみに私はインビテーション経由でゴールドカードをGetしました。ゴールドカードのインビテーションを受け取る条件は、調べるといくつか出てきますが、私は年間40万円程度の使用を2~3年続けた後にインビテーションが届きました。 また、私は社会人になってからインビテーションを受け取りましたが、友人は学生時代にインビテーションをもらっていたので、使用実績を作れば誰でもインビテーションを受けることが可能と思われます。

ゴールドカードのメリット

ゴールドカードのサービスやメリットはいくつもありますが、数が多いため、ここでは私が実際に使用している制度やお得だと感じた制度を挙げていきます。「全部知りたい!」という方はエポスカードのホームページをご覧ください。

1.ポイント有効期限の無期限化

一般カードのポイント有効期限は加算日から2年間ですが、ゴールドカードではポイントの有効期限が無期限となります。毎回買い物でポイントを使い切ってしまう、という方にはメリットは小さいですが、私はエポスポイントを貯めたい派なので地味に助かっています。

2.ボーナスポイント付与

ゴールドカード以上は年間の累計使用額に応じて別途ボーナスポイントがもらえます。

ゴールドカードでは年間50万円以上の利用で2,500ポイント、100万円以上の利用で10,000ポイントが付与されます。なお、プラチナカードの年間ボーナスポイントテーブルは異なりますので、プラチナカードの項で紹介します。

3.選べるポイントアップショップ

最大3つまでショップを選択することができ、選択したショップでの支払いをエポスカードで行うとポイントが3倍になります。

ショップと言っても実店舗での支払いだけでなく、例えば使用している通信会社を選択し、毎月の通信費の支払いで3倍のポイントをもらう、なんてことも可能です。他にも、ニトリで大型家具を購入する時に登録してポイントを一挙にGetといった活用もできます。

注意点は「必ず事前にHPから登録が必要なこと」「一度登録すると3ヶ月間変更できないこと」です。

4.空港カードラウンジの利用

空港によってはカードラウンジが併設されている空港があります。ゴールドカード以上のカードを保持していると使用することができ、ドリンクサービスなどもあるので出張や旅行の際にとても便利に活用できます。

※各カードラウンジで利用できるカードの種類は異なる可能性がありますので事前にご確認ください

5.ANAマイルへのマイル交換効率UP

エポスポイントは様々なポイントに変換可能ですが、私はもっぱらANAマイルへ変換しています。

一般カードでのエポスポイントからANAマイルへの変換効率は50%(1,000エポスポイント→500マイル)ですが、ゴールドカード以上は変換効率が60%(1,000エポスポイント→600マイル)となります。10%の違いですが、マイルを貯めようとしている方には大きな違いになるかと思います。

続いてゴールドカードの更に上、プラチナカードについて見てみましょう。

プラチナカードへの切り替え方法

プラチナカードへの切り替えはインビテーションのみでしたが、2019年末から、ホームページからの申し込みも可能となりました。

インビテーションと申し込みとの違いは年会費です。インビテーションの場合は年間20,000円、申し込みの場合は年間30,000円となります。ただし、年間100万円以上使用の実績がある場合は申し込みの場合でも翌年以降年会費20,000円となるようです。

私がプラチナカードをGetしたときはインビテーション制度のみだったので、インビテーション経由で申し込みました。インビテーションを受け取る条件はこちらもネットで調べるといくつか出てきますが、私はゴールドカードで年間100万円以上の使用を2年続けたタイミングでインビテーションが届きました。

プラチナカードのメリット

ここではゴールドカードにプラスしたメリットを記載します。

ただし、こちらは実際に使用できていないものありますので、使ってみたい制度も含めて挙げていきます。こちらもすべて確認したい方はホームページをご確認ください。

1.ボーナスポイント付与

こちらはゴールドカードでもある特典ですがポイント付与テーブルが異なります。下図がプラチナカードでのポイント付与テーブルになります。

年間利用額 ボーナスポイント
100万円以上 20,000ポイント
200万円以上 30,000ポイント
300万円以上 40,000ポイント
500万円以上 50,000ポイント

年間100万円以上使う方は年会費分のポイントをもらえますので検討の余地ありかと思います。

2.年会費のポイント支払い

プラチナカードでは年会費のポイント支払いが可能になります。

私はポイントを貯めてANAマイルへ変換する派なのでポイント支払いをしていませんが、ポイントの活用先がなくなった場合にはぜひ活用してみたい制度です。

3.Priority Passの無料登録

世界各国の空港に「Priority Pass」という空港ラウンジサービスがあり、そちらを利用できるサービスになります。

通常Priority Passに登録するには年会費$429かかりますが、プラチナカード保有者は無料で登録可能となります。

まだ使用経験はありませんが、かなりお得度の高い制度と思いますので、機会があればぜひ活用したいですね。

4.プラチナグルメクーポン

対象レストランの対象コースでの利用に限定されますが、専用ページから予約&プラチナカードで支払いをすると1名分無料となるサービスです。

やはり東京のお店が多いですが、その他都市でも展開していますので、記念日などにも使用しやすいサービスかと思います。対象のレストランはこちらで確認できますので気になる方はぜひご覧ください。

注意点は使用できる期間が決まっていることで、クリスマスシーズンなど、繁忙期では流石に使用できないようです。。

プラチナカードは年会費20,000円を毎年支払う必要がありますので、自分のライフスタイルに合わせて上手に活用するのが大事になると思います。その点、エポスカードはサービスの種類が多く、欲しいサービスが見つかる可能性があると思います。上記に挙げた以外にもサービスがありますので是非確認してみてください。

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4. エポスポイントの上手な貯め方・使い方

クレジット支払い以外でも、便利なサービスやエポスポイントを貯める方法がありますので、私が活用しているものを紹介させていただきます。

エポスカード公式アプリ

これはエポスカードが展開しているスマホ向けエポスカード公式アプリです。

ポイント残高の確認、アプリ内カレンダーから過去のエポスカードの使用履歴の確認など、便利なアプリですが私がこのアプリをダウンロードしている理由はポイントが貯まるからです。

毎日1回ゲームで0~3ポイントをもらうことができます。

少ないポイントですが、無料で時間もかからないので、暇つぶしついでに電車を待つ時間などでプレイしています。

暇つぶしで年間2~300ポイントもらえると考えるとプレイする価値がある、とケチな私は判断しました。。

tsumiki証券

2018年に株式会社マルイグループの100%出資会社としてtsumiki証券株式会社が設立されました。tsumiki証券に口座を開設することで、エポスカードから直接投資信託を購入することができるようになりました。

エポスカード経由で購入することのメリットは、年間の累積使用金額にカウントできることです。ゴールドカード以上の方は年間使用額によってボーナスポイントが付与されますが、この使用額にカウントできるのです。

ただし、通常の買い物としてはカウントされません。例えば10,000円の投資信託を購入しても0.5%のポイント還元はありません。

しかし、それを補うサービスとして、年間積立金額と積立期間に応じたエポスポイント付与があります。

積立年度 ポイント付与
1年目 年間積立額×0.1%
2年目 年間積立額×0.2%
3年目 年間積立額×0.3%
4年目 年間積立額×0.4%
5年目以降 年間積立額×0.5%

年2回以上の積立が必要、期間が空いたら0.1%に戻る、など諸条件ありますので詳細はご確認ください。

tusmiki証券デメリットとしては、選べる投資信託の種類が少ないこと、積立投資しか対応していないこと、が挙げられます。

しかし積み立てNISAにも対応していますので、エポスカードを保持しており、投資信託を検討している方には選択肢の1つとなりうるかと思います。

エポスポイント投資 ※ゴールド/プラチナ限定

tsumiki証券の投資信託はエポスカードを通じて「お金」で投資信託を購入するサービスです。

しかし、2020年からエポスポイント投資サービスができました。

こちらはお金ではなく「エポスポイント」で投資信託を購入できるので、極端な話し、お金が無くてもエポスポイントがあれば投資できるのです。ポイント投資の先駆けと言えば楽天ですが、エポスポイントでもポイント投資が可能になった、と理解いただければと思います。

「小額とはいえお金が減るのはちょっと、、」という方でも、ポイントであれば目減りすることに対するストレスは軽減される方もいらっしゃると思いますので、そういった方の検討先になると思います。

また、単純にポイント投資をしたかった、ポイントの使い道がない、といった方々にもおすすめのポイント活用方法となります。

おすぎのエポスポイントの使い方

最後に、参考として私のエポスポイントの使い方を紹介します。少しマニアックですが、ご容赦ください。。

私は主にANAマイルに交換しています。特に2020年はSFC修行をしていましたのでエポスポイントは大活躍でした。

ゴールドカード以上でANAマイルへの変換効率が60%になることは前述の通りです。

この先がSCF修行をされている方にはポイントとなるのですが、ANAブロンズ会員以上かつ50,000マイル以上一括変換の場合マイル→SKYコインへの変換効率が1.7倍となります。つまりANAブロンズ会員かつエポスゴールドカード保持者が100,000エポスポイントを変換すると、102,000SKYコインになるわけです。それぞれ1円換算すると変換するだけで2000円が湧いて出てくるのです!(下図ご参照)

上記を実行するためにはいくつか条件があること、さらに「そもそも100,000ポイントも貯めないわ!」など色々と意見あると思いますが、、「こんなサービスの活用方法もあるのね」程度に見ていただけますと幸いです。

※ANA会員サービスに詳しくない方は分かりづらかったと思います。すみません。

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5. まとめ

正直、私がエポスカードをメインカードにした理由は「なんかかっこいいからプラチナカードを持ちたい!エポスのプラチナ年会費安いじゃん!」という下心です。

しかし、幸いなことに丸井グループはFintechを掲げ、その後に様々なサービスを打ち出してくれたため、その中から自分にとってメリットのあるサービスを使う形でエポスカードを活用してきました。

私はたまたま自分の興味や趣味とエポスポイントとの相性が良かったためエポスカードを使用していますが、ライフスタイルは人それぞれです。必ずしもエポスカードがあなたの生活に合致するとは限りませんが、検討の一助となれば幸いです。下記リンク掲載しておりますので興味を持たれた方はぜひアクセスしてみてください。

1つのクレジットカードだけでもこれだけ多くの特徴があるので、興味が沸いた方はぜひ色々なカードを調べてみてください。

自分に最適なカードを調べることでまた新たな発見があり、自分の生活を見直すきっかけとなるかもしれませんよ。

※当ブログでは具体的な銘柄について言及しておりますが、株式等の売買の推奨等を目的としたものではありません。投資は自己責任でお願い致します。

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